2014年5月4日日曜日

<お酒屋今昔物語> ~1~

<お酒屋今昔物語>
もりぐち酒店にまつわる「今・昔」の事を書かせて頂きます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


もりぐち酒店編…①
現在50歳の代表である私(森口恒好)で3代目、法人設立61期です。
初代は私の祖父「義雄」が商売を始めたのですが当時は酒屋 というよりも「炭や薪」などを売る燃料屋の色合いが濃い店でした。(私が子供の頃は「スミヤ」と呼ばれていた記憶があります)


当時の酒屋はサザエさんの三河屋さんのように醤油や酢などの調味料も扱っており酒屋と言うよりは食料品屋と言った感じだっと思います。


祖父が商売をしている姿は記憶にないのですが接待や寄合いなどに出掛けて行く事はなんとなくですが覚えています。(接待や招待で旅行などがあった良き時代ですね。最近は旅行とかはなくなったな~…)


当時は現在の店の場所(浜3-1-34)ではなく潮江デパート(現・コア)に店があり、現在の店がある場所は倉庫とガレージと自宅となっていました。


スー パーも殆どなくコンビニなどが無い時代ですので市場で買物をするのが当り前で重いものは配達するのが当り前でした。(潮江デパートは市場でした)潮江デ パートにあった店舗はわずか8坪のスペース。そこに所狭しと商品を並べ、お酒やビールはもちろん食料品も一通り揃えていました。
ビールを冷やす冷蔵庫なんて家庭用を大きくしたようなものでそれでも間に合っていたのが今では信じられません。


潮江デパートには倉庫がなかったので商品が売れる度にデッカイ台車で商品を満載して運ぶのですが途中段差が何度もあり商品を落として割る事もしょっちゅうありました。(醤油を割ると後片付けが大変でした…)


他に買物をする店が少なかったので年末などは凄い混雑で昭和40年代は大晦日は24時まで店を開けていました。(お客様が途切れず買物に来ていたのが凄い!)


当時定休日は3・13・23日の月に3回でその後3・11・19・27日の月に4回になったのですが曜日の事は知った事なしです。潮江デパートの事を知らない友達に休みの日の事を言ってもなかなかわかってもらえませんでした。
今となっては市場は懐かしいですね。


品数も多くありましたがパソコンなんて便利なものは無く全て手作業で帳面をやっていました。
配達も瓶ビールが中心でした。醤油も普通のご家庭に6本の箱単位で運んでいました。あの頃に私の原点が出来たのだろうな~と懐かしく思います…(続く…)



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